杉戸でのU10です。
出場人数は11人。最新のランキングで悠は7位。
大会データ
大会名 | スクスクのっぽくんカップ 埼玉杉戸 U10 |
会場 | エステス・テニスパーク |
種別 | 草トーナメント |
日程 | 2018年11月4日 |
年齢カテゴリ | U10 |
屋内/屋外 | 屋外 |
サーフェス | オムニ(砂入り人工芝) |
グループリーグ
悠はAブロックで3人。
1試合目は9歳の男の子と対戦。
4-1で勝利。
井上悠 | B | K | K | B | 4 | |
長竹修佑 | K | 1 |
2試合目は8歳の男の子。
こちらは4-1で勝利。
井上悠 | B | K | B | B | 4 | |
佐藤颯斗 | B | 1 |
上位トーナメント
グループリーグを2勝0敗で1位通過し、まずは準決勝。
Bブロック2位だった8歳の男の子(ランキング1635位)と対戦。
井上悠 | K | B | K | B | K | K | 6 | |
黒田琥太郎 | K | 1 |
決勝は10歳の男の子(ランキング1404位)。
組み立てがうまくかみ合わず、悠のUFEが徐々に増えてしまい敗戦。
思った以上にゲーム差がついて試合が終わってしまいました。
井上悠 | B | 1 | ||||||
神田真太郎 | B | B | K | B | K | B | 6 |
決勝で敗れ準決勝でしたが、ここ数週間の試合を見ると以前と試合運びが変わってきました。
試合に出始めた4月から8月ころまではほとんどがラリー戦で、完全にディフェンシヴなテニスをしていました。
その頃目指していたテニスは「相手よりも先にミスをしない」こと。U10がメインだったこともあり、相手もそんなに攻撃的なテニスをする選手は多くありませんでした。
もちろん、そういう選手に当たると攻められて負けてしまうことも多々あったのですが、ウィナーを成功させる確率がそんなに高くない選手が多かったので結果として勝てるケースが多かった気がします。
悠のレベルが上がると共に、相手のレベルも上がってきます。
すると今度は「スライス」にはまり始めました。フェイズ2とでもいいましょうか。
なぜはまったのかというと、当時の相手の多くはスライスに上手に対応できないということに気づいたからと思います。
最初はそれで勝てていたものの、サービスリターンもスライス、フォアもスライス、とスライスばかり。
技術を磨こうとしないものだから、軌道の高いスライスが短めに入ることも多く、相手にチャンスボールをあげる展開が多くなりました。そうすると、なかなか重要な試合では相手が上手なので勝てなくなってきました。
そしてフェイズ3。
今まで通りのラリーで粘るテニスでは勝てないことに本人が気づいたのか、いろいろな「攻め」を試み始めた気がします。
もちろん、その「攻め」がいつも成功するわけではないのですが、UFEを恐れずにゲームを組み立てていく姿勢を見ると成長を感じます。
サーブ&ボレー、アプローチからネットに出る、ショートクロスを狙う、ダウンザラインのボールに対してダウンザラインで返してみる、など、帰宅後ビデオを見ると前後、左右をうまく使おうとしている「痕跡」は見えます。
今後どのように考えながら成長していくのか、しばらく静かに見守ってみようと思います。