TPPでのフィジカルトレーニング1周年。

TPPでのフィジカルトレーニング1周年。

気付けばTPP Tanaka Physical Programに悠が通い始めてから1年が経っていました。
通い始めた当初はグループでのレッスンを受けていたのですが、周りの選手たちに全くついていけず。
歩コーチが心配してくださり、歩コーチの中国滞在期間中は田中洋先生がマンツーマンで見ていただくことになりました。
努力しか近道はないですから、週2回のプライベートセッションを欠かさず続けてきました。
昨年末、歩コーチの一時帰国の折には忙しい時間を縫って相当な時間を悠のオンコートトレーニングに費やしてくださりました。
田中先生との屋内での基礎トレーニングの成果をコート上で歩コーチに見ていただき、成長と課題がはっきりわかった時でした。
田中先生と歩コーチとではアプローチも異なりますから、悠にとってそれぞれがとても良い刺激になってきたと思います。

フィジカルパフォーマンスの向上というのはもちろん一朝一夕にはいきませんし、さらにはテニスで結果が出るためにはテニスそのものの技術の向上も必要です。
周りには2~3歳の頃からテニスに接してきた子が多い中で、悠が追いついていくのは相当厳しいのは親も日々実感できますし、本人はもちろん実感していると思います。
そんな中でも、草トーナメント中心の生活だったとはいえある程度の結果を残せてきたのは、やはり日々の努力の成果だと思っています。

想定外だったのは、このTPPでの、それもテニスに向けたフィジカルトレーニングの成果をはっきりと知ることになったのがスキーだったことです。
今シーズンの初滑りは、昨シーズン新調したデモスキー用の板だったのですが、板が脚力に負けていることがはっきりわかりました。
急きょ新しい板を買いに行った先で選んだのはアルペンスキー、それもスラローム用の板でした。
スラローム用の板でSAJのバッジテストを受けることはリスクでもあったのですが、悠のフィジカルの状態ととても相性が良かったようで、滑りが見違えるように力強くなっていました。

スキーのシーズンもひと段落して、これからはテニスの練習に費やせる時間も冬季よりは増える予定です。
悠のテニスがどのように変化していくのかも楽しみですが、もともと運動神経が優れていないので、技術が伴っていくかは不安でもあります。。。